キーボードコマンドの使用

メニューにより、簡単かつ直観的な方法でプレゼンテーション内をナビゲートできますが、使用頻度の多いユーザーにとっては、よく使用するコマンドを少ない操作で実行できるキーボードコマンドのほうが便利です。インタラクティブパレットのキータブでは、以下の操作を実行するためのキーボードコマンドを作成できます。

  • ボタンクリックに関連付けられたイベントを開始する。
  • メニューオプションに関連付けられたイベントを開始する。
  • キーボードコマンドが押されたときに特定のスクリプトを自動的に実行する。

キーボードコマンドを作成するには、下記の手順に従ってください。

  1. インタラクティブパレットでキータブをクリックします。
  2. ページリストでオプションを選択します。
    • 全てのを選択し、エンドユーザーが表示しているページに関係なくスクリプトを実行するキーボードコマンドを作成します。
    • マスターページ名を選択して、マスターページのすべてのボタンおよびメニューが右側のリストに表示されるようにし、エンドユーザーがこのマスターページを基準とするページを表示している場合にのみスクリプトを実行する、キーボードコマンドを作成します。
    • ページ番号を選択して、そのページのすべてのボタンおよびメニューが右側のリストに表示されるようにし、エンドユーザーがそのページを表示している場合にのみスクリプトを実行する、キーボードコマンドを作成します。
  3. 右側のリストに表示されるオブジェクトを指定するには、表示ドロップダウンメニューからオプションを選択します。たとえば、ボタンクリックに関連付けられたイベントを開始するキーボードコマンドを作成する場合は、ボタンを選択することによってリストにボタンだけを表示できます。
  4. キーボードコマンドのターゲットを示すには、以下の操作を行ってください。
    • キーボードコマンドをボタンに関連付けるには、キーボードコマンドリストでボタン名を選択します。
    • キーボードコマンドをスクリプトに関連付けるには、キーの追加ボタンQuarkXpress btn add key キーボードコマンドの使用をクリックして、スクリプトドロップダウンメニューからスクリプト名を選択します。
  5. キーエイリアスフィールドにキーの組み合わせを入力します。キーボードのそれぞれのキーは、Mac OSであればCommand、Shift、Option、およびControlキー、WindowsであればCtrl、Shift、およびAltキーと任意に組み合わせ、有効なキーボードコマンドとして使用できます。ただし、プレゼンテーションを中止するために予約されているCommand+Q/Alt+F4などの共通タスク用に予約されているコマンドを除きます。
    QuarkXpress pal interactive keys キーボードコマンドの使用

    インタラクティブパレットのキータブでは、キーボードコマンドを作成し、スクリプトに関連付けることができます。

注: 特定のキーボードコマンドは、インタラクティブレイアウトで使用できません。これは、いくつかのキーボードコマンドがデフォルトタスク用に予約されているか、またはMac OSまたはWindowsのキーボードでは使用できない(存在しない)からです。
注: 新しいインタラクティブレイアウトには、「GoToNext」(右矢印キー)という名前のキーボードコマンドと「GoToPrevious」(左矢印キー)という名前のキーボードコマンドが自動的に取り込まれます。これらのキーボードコマンドは、次または前のページを表示するスクリプトにリンクされています。これにより、容易に

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