ビデオオブジェクトの設定

ビデオオブジェクトは、ムービーが含まれているオブジェクトです。ビデオオブジェクトの設定については、下記の手順に従ってください。

  1. オブジェクトの作成」の説明に従ってビデオオブジェクトを作成します。ビデオオブジェクトが選択されていることを確認してください。
  2. 再生するムービーを指定するには、ビデオドロップダウンメニューからオプションを選択します。
    • AVIファイルまたはMOVファイルを取り込む場合は、その他を選択します。
    • アクティブなプロジェクトで既に使用されているムービーを使用する場合は、そのファイルの名前を選択します。
    • 実行時にFLVファイルを参照するパスを挿入するには(そのファイルは現在使用できなくても構いません)、外部を選択します。
    注: 外部を選択する場合、ビデオオブジェクトとリンクさせることができるのは、FLVファイルのみです。外部SWFファイルにリンクさせる場合は、オブジェクトタイプをSWFに設定します。
  3. ビデオドロップダウンメニューから外部を選択すると、外部ファイル参照ダイアログボックスが表示されます。
    QuarkXpress db external file reference ビデオオブジェクトの設定

    外部ファイル参照ダイアログボックスを使用して、ファイルへのパスを指定できます。

    パスを指定するには、下記のいずれかの操作を行ってください。

    • ローカルファイルシステムからファイルを参照するには、種類メニューからファイルを選択して、パスフィールドでそのファイルへのパスを指定します。パスを直接入力するか、またはクリックしてファイルの位置を指定します。
    • インターネット上でファイルを使用するには、種類メニューからURLを選択して、URLフィールドにファイルのURLを入力します。
    • 式で作成したパスを使用してローカルファイルシステムからファイルを参照するには、種類メニューからファイル式を選択してフィールドに式を入力するか、QuarkXpress btn expression editor ビデオオブジェクトの設定ボタンをクリックして式エディタダイアログボックスを使用します。
    • 式で作成されたURLを使用してインターネット上のファイルを参照するには、種類メニューからファイル式を選択してフィールドに式を入力するか、QuarkXpress btn expression editor ビデオオブジェクトの設定ボタンをクリックして式エディタダイアログボックスを使用します。
  4. 書き出し時にムービーを変換する形式を指定するには、ビデオタイプドロップダウンメニューからオプションを選択します。
    • SWF:書き出し時に、ムービーをSWFビデオ形式に変換します。Flash Player 6で再生できるのは、SWFビデオのみです。
    • FLV:書き出し時に、ムービーをFLV形式に変換します。この形式を再生するには、Flash Player 7以上が必要です。
  5. ビデオオブジェクトの設定を追加するには、オプションドロップダウンメニューからオプションを1つ以上選択します。
    • 表示アクションを使用して表示されるまでオブジェクトを非表示にするには、開始時非表示を選択します。
    • 使用アクションで有効化されるまでムービーオブジェクトが変更されないようにするには、開始時無効を選択します。
    • 別のプレゼンテーションページが表示された場合でも、オブジェクトの状態が保持されるようにするには、ページの状態を保持を選択します。
    • ファイルを繰り返し再生するには、ループを選択します。
  6. ページ上でのオブジェクトの最初の位置を指定するには、開始位置ドロップダウンメニューからオプションを選択します。
    • オブジェクトの最初の表示位置をページ上の現在の場所に設定するには、ホームを選択します。
    • オブジェクトの最初の表示位置をペーストボードの1つにするには、、またはを選択します。
  7. 追加のオプションを指定するには、下記の操作を行ってください。
    • クリックするたびにムービーの再生と停止を交互に実行するには、クリックして再生/停止チェックボックスをオンにします。
    • ムービーについてビデオおよびオーディオの書き出しの詳細設定を行うには、書き出し設定をクリックします。
注: ビデオオブジェクトを設定したら、それを再生するためのアクションを使用する必要があります。アクションを使用しないと、ビデオの最初のフレームしか表示されません。

ビデオオブジェクトの設定