書き出しの設定
プレゼンテーションレイアウトをSWFフォーマットで書き出す場合には、多くの設定を行うことができます。設定のために使用する書き出し設定ダイアログボックスは、下記の方法で表示できます。
- ファイル > 書き出し > Adobe® Flash®フォーマットでの書き出しダイアログボックス > オプションボタンを選択して、フォントタブと圧縮タブを表示できるようにします。
- 環境設定ダイアログボックス(QuarkXPress/編集メニュー)でインタラクティブレイアウト > SWF > デフォルトオプションボタンを選択して、ファイルフォーマット、フォント、および圧縮タブを表示できるようにします。
ファイルフォーマット領域では、ファイル > 書き出し > Adobe® Flash®フォーマットでの書き出しダイアログボックスに表示される書き出しオプションのデフォルト値を指定できます。この領域は、環境設定ダイアログボックスからAdobe® Flash®フォーマットでの書き出しダイアログボックスを開くときにのみ表示されます。
フォント領域では、すべてのフォントを埋め込むチェックボックスを使用して、書き出されるSWFファイル内のテキストボックスオブジェクトにテキストを正しくレンダリングするために必要なフォントすべてを組み込むことができます。テキストボックスオブジェクトではないテキストボックスは、この設定に関係なく、常に割り当てられたフォントで表示されます。
注: フォントが確実に埋め込まれるようにするには、レイアウトにあるテキストボックスオブジェクトの少なくとも1つの文字または空の段落にそのフォントを適用する必要があります。
圧縮領域では、以下のコントロールを使用できます。
- JPEG画質スライダ:書き出されるSWFファイルのJPEGイメージの画質を調整できます。画質を高くするとアピアランスが向上しますが、ファイルサイズは大きくなります。
- 音声を圧縮しないチェックボックス:音声を圧縮しなければ音質が向上しますが、ファイルサイズは大きくなります。
- 互換バージョンドロップダウンメニュー:Flash Playerの最低互換バージョンを選択できます。一般的に、旧バージョンほどブラウザの互換性が高まりますが、旧バージョンはプレゼンテーションのすべての機能に対応していない場合があります。たとえば、バージョン6のFlash PlayerはFLVビデオフォーマットに対応していません。この値は、埋め込みFlash Playerと一緒に書き出さない場合にのみ使用されます。埋め込みFlash Playerと一緒に書き出す場合には、必ずバージョン9を使用します。
親トピック: インタラクティブレイアウトのプレビューおよび書き出し