値を戻す関数

一部の関数は、計算を実行したり、オブジェクトの状態を識別したりするために使用されます。このような関数では、計算の結果やオブジェクトの状態などの情報が作成されます。これらの関数の実行が完了すると、上記のような情報が「戻され」ます。

たとえば、Number.sqrt()という関数があるとします。この関数は、ユーザーが渡す任意の値の平方根を計算します。たとえば、25の平方根を計算する場合は、「Number.sqrt(25)」と表すことができます。

ただし、「Number.sqrt(25)」は、戻される値(25の平方根、つまり5)をどう処理するかをインタラクティブプレゼンテーションに指示していないため、完全な式ではありません。完全な式を作成するには、インタラクティブプレゼンテーションに情報の格納場所を指示する必要があります。

これを行う方法の1つは、下記のようにして値を変数に格納することです。

IntVar = Number.sqrt(25)

この式を評価した結果、IntVarは、5に等しくなります。

注: この関数は、なぜNumberで始まるのでしょうか。この場合のNumberは、単にこの関数が数値関数であることを示しています。詳細は、「オブジェクト」を参照してください。
親トピック: 式の理解

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