デザイングリッド:テキスト設定タブ

デザイングリッドのサイズ、縮小率、および位置を決定するには、テキスト設定タブのコントロールを使用します。テキスト設定タブは、マスターガイド&グリッドグリッドスタイルの編集、およびグリッド設定ダイアログボックスに表示されます。

注: プレビューチェックボックスをオンにすると、デザイングリッドに加えた変更結果を表示できます。

QuarkXpress tab grid settings text settings EA デザイングリッド:テキスト設定タブ

グリッド設定ダイアログボックスのテキスト設定タブ

  • フォントサイズ:サイズを入力して、デザイングリッド内の各行の高さを決定します。またこの値により、セル全体の高さと幅も決まります。
  • 縦比率:フォントサイズに基づいて、デザイングリッド内の各行の高さを調節するパーセント値を入力します。
  • フォント比率水平方向または垂直方向を選択し、フィールドにフォントサイズの割合を入力します。水平方向を選択した場合、この値によりセル全体の幅が決まります。垂直方向を選択した場合、この値によりセル全体の高さが決まります。
  • 行間隔および行送り行間隔および行送りの値により、グリッドの間隔が決まります。行間隔は次の公式に基づいています。フォントサイズ×縦比率行間隔行送り。たとえば、フォントサイズが12pt、縦比率が100%、行間隔が2ptの場合、行送りは14ptになります。
  • 行間隔および行送り行間隔および行送りの値により、グリッドおよびセルの間隔が決まります。行間隔は次の公式に基づいています。フォントサイズ×垂直方向または水平方向のフォント縮小率+行間隔行送り。たとえば、フォントサイズが12pt、縦比率が100%、行間隔が2ptの場合、行送りは14ptになります。
  • デザイングリッドが段落スタイルシートを基にしている場合、行送りの値はそのスタイルシートで定義されます。行送りの値は指定した数値になります。または値が自動の場合は、環境設定ダイアログボックスQuarkXPress/編集 > 環境設定段落タブにある行送りの自動設定の値から取得されます。スタイルシートとグリッドスタイルの関連付けについての詳細は、「グリッド設定の読み込み」を参照してください。
  • 文字間隔および字送り文字間隔および字送りの値により、段組みが水平方向の場合の塗りつぶしセルの間隔と、段組みが垂直方向の場合の塗りつぶしセルの間隔が決まります。
  • ベースラインの位置:デザイングリッドでベースラインの位置を指定するには、この領域で位置を選択します。

オフセットの基点を指定するには、位置をクリックして次の中から選択ドロップダウメニューでトップラインセンターラインの上センターラインの下、またはボトムラインを選択してからフィールドにパーセント値を入力し、トップライン、センターライン、またはボトムラインに対するベースラインの相対的な位置を指定します。

オフセットの基点をフォントから読み取るには、フォントから読み取りをクリックして、ドロップダウンメニューからフォントを選択します。選択したフォントに対して定義したベースラインにより、グリッド内の各行のベースラインの位置が決まります。フォントリストの下に表示されるパーセント値は、フォントのデザインでのベースラインとボトムラインの関係を示しています。

  • オフセット:ページまたはボックスでデザイングリッドの第1行の位置を制御するには、トップラインセンターラインベースライン、またはボトムラインを選択し、フィールドに単位の値を入力します。
  • 調整:クリックすると、マスターページグリッドの場合はマージン内の行数を調整ダイアログボックス、テキストボックスグリッドの場合はボックス
    内でのラインの調整
    ダイアログボックスが表示されます。詳細は、「マージン内の行数を調整ダイアログボックス」を参照してください。
  • マージン内の行数またはボックス内の行数:このフィールドには、上の設定に基づいたページまたはボックスに収まる行数が表示されます。
  • 行当たりのセル数:このフィールドには、上の設定に基づいた行に収まるセル数が表示されます。

デザイングリッド:テキスト設定タブ