レイヤーの理解

QuarkXPressのレイヤーは、レイアウトの各ページ上のクリアなオーバーレイに似ています。レイヤー上には、画像ボックス、テキストボックス、線、テーブル、インタラクティブなオブジェクト、その他のQuarkXPressアイテムをはじめ、あらゆるものを配置できます。

レイヤーは、さまざまな場面で役立ちます。

  • 別々のレイヤー上にドキュメントの異なる翻訳を配置すれば、そのドキュメントのすべての言語バージョンを同じレイアウトに保存できます。レイアウトを印刷するときは、印刷する言語が配置されたレイヤーを除き、すべてのレイヤーを隠すことができます。
  • クライアントにデザインを提示するときに、さまざまなデザインテーマを簡単に切り替えることができるように、別々のレイヤーにさまざまなバージョンのデザインを配置できます。
  • レイヤーのロックを使用すれば、変更してはいけないページ要素を含んだレイヤーを、誤って変更してしまうことがなくなります。たとえば、あらかじめレターヘッドとバックグラウンド画像が印刷された在庫に印刷しようとする場合も、最終的な印刷結果を確認できるように、レイヤーにレターヘッドとバックグラウンド画像を配置しておき、印刷時にそのレイヤーをロックすれば、レターヘッドとバックグラウンド画像が印刷されることはありません。

Adobe Photoshopなどの画像処理アプリケーションを使用したことがあれば、既にレイヤーの概念には慣れていることでしょう。ただし、QuarkXPressのレイアウトでは、レイヤーには、画像処理アプリケーションにはない別の意味合いもあります。

  • 前面に表示されているレイヤーでも、手動でアクティブレイヤーに変更しない限り、そのレイヤーの空白部分を「通してクリック」し、下にあるレイヤーのアイテムを選択することはできません。
  • 各レイヤーは、あるページまたはスプレッドに固有のものではなく、QuarkXPressレイアウトの各ページに存在します。このため、長いレイアウトの各ページでも、アピアランスを簡単に制御できます。
  • 背面のレイヤーにあるテキストは、前面レイヤーにあるオブジェクトを回り込めます。
親トピック: レイヤーの使用

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