透明度ペイン

書き出し時の透明度の処理方法を指定するには、透明度ペインを使用します。

  • 透明度の関係においてベクトルデータが発生した場合、そのデータを含む画像のラスタライズに使用する解像度を指定するには、ベクトル画像コントロールを使用します。ベクトル画像には通常細い線が含まれていて、この線が低解像度ではギザギザに見えるため、この値を高くすることをお勧めします。またこのフィールドでは、透明度の関係におけるビットマップフレームのレンダリング解像度も制御します。
  • ブレンドコントロールでは、透明度の関係においてブレンドが発生した場合に、その解像度を指定できます。通常ブレンドには鋭角が含まれていないため、比較的低解像度でラスタライズされます。
  • ドロップシャドウコントロールでは、ドロップシャドウのラスタライズの解像度を指定できます。ぼかしなしでドロップシャドウを作成しない限り、この値は比較的小さくできます。

これらのいずれかのフィールドで低解像度の値を選択すると、平滑化に必要な時間が短縮し、レイアウトを出力へ送信する場合の処理時間も節約できます。

透明度の関係に関わる回転または傾斜しているアイテムは、RIPへ送信する前にラスタライズする必要があります。回転または傾斜の方向によっては、低解像度で行うと画質が低下する傾向があるため、QuarkXPressはこのようなアイテムをアップサンプリングしてから回転または傾斜させます。これにより画質の低下を最小限に抑えることができます。透明度の関係に伴う、回転または傾斜したアイテムおよび画像のアップサンプリングの解像度を手動で設定する場合、回転/傾斜のアップサンプルチェックボックスをオンにします。低解像度値を使用したために、回転または傾斜したアイテムの表示にムラができて画質が低下する場合、このチェックボックスをオンにしてからアップサンプルの値フィールドに値を入力します。アップサンプルの値フィールドの値は、ベクトル画像ブレンド、およびドロップシャドウフィールドの最大解像度の値以上である必要があります。

dpi(次よりも画像が小さい場合)フィールドでは、回転または傾斜したアイテムをアップサンプリングする上限の値を指定できます。このフィールドの目的は、回転/傾斜のアップサンプル値の値に近い回転または傾斜したアイテムが不要にアップサンプリングされないようにすることです。一般的にこの値は、回転/傾斜のアップサンプル値よりも約100dpi低く設定します。

不透明度を考慮に入れずにアイテムを印刷するには、透明効果を無視チェックボックスをオンにします。すべてのアイテムは、不透明度の値に関係なく100%不透明として扱われます。また、ドロップシャドウおよび画像のマスクは無視されます。このオプションは、透明度関連の出力の問題解決に役立ちます。

取り込まれたPDFファイルとAdobe Illustratorファイルで、平滑化された透明度の解像度を制御するには、平滑化解像度フィールドに値を入力します。

注: フラットナは、ドロップシャドウ、ブレンド、半透明の画像、またはアルファチャンネルでマスクされた画像など、ラスター要素が領域に含まれている場合にその領域をラスタライズします。フラットナは、ソリッドカラーの領域にラスター要素が重なっていない限り、(半透明レイヤー処理の結果に関係なく)その領域はラスタライズしません。

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