画像パスの更新

QuarkXPressでは、取り込んだ画像に対して、低解像度と高解像度の2種類の情報を使用します。低解像度の情報は、画像のプレビュー表示に使用します。印刷時に元の画像ファイルに含まれる高解像度の情報は、その画像へのパスを使用してアクセスできます。

画像へのパスは、画像を取り込むときに確立されます。アプリケーションは、各画像パスに関する情報と、画像の最終変更日の情報を保持します。

取り込み後に画像を移動または変更すると、印刷コマンドまたは出力用ファイルの収集コマンド(ファイルメニュー)を実行したときに、警告メッセージが表示されます。

注: 画像をプロジェクトと同じフォルダに保存する場合は、画像パスを維持する必要はありません。画像をアーティクルと同じフォルダに保存する場合は、画像パスを維持する必要はありません。アプリケーションでは、ドキュメントと同じフォルダに格納されている画像であれば、その画像が取り込み時に同じフォルダに格納されたかどうかに関係なく、常に「検索」できます。

OPI(オープンプリプレスインターフェイス)システムは、高解像度画像の代わりになり、フルカラーで検索した画像を事前に色分解します。このような出力システムを使用する場合、たとえば、低解像度のRGB TIFFをドキュメントに取り込み、低解像度の画像が印刷時に高解像度の画像に置き換わるように、QuarkXPressにより自動的にOPIコメントが入力されるよう指定できます。OPIシステムにはさまざまなスワップ機能があります。

親トピック: 印刷レイアウト

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