環境設定 — レイアウト — 単位
レイアウトルーラーおよび単位パレットのデフォルトの単位を指定するには、環境設定ダイアログボックス(QuarkXPress/編集メニュー)の単位ペインを使用します。
- レイアウトウィンドウの上と左に沿って表示されるルーラーの基準単位を指定するには、水平方向および垂直方向ドロップダウンメニューを使用します。水平方向は上のルーラーに対応し、垂直方向は左のルーラーに対応します。
- 単位パレットのデフォルトのX座標やY座標を含むその他いくつかのUIの縦横比は、これら2つのドロップダウンメニューにより決まります。フォントのサイズ、フレームの幅、行送り、線の幅などは、選択した単位に関係なくQuarkXPressにより自動的にポイント単位に変換されます。
- 72ポイント/インチのデフォルト値を上書きするには、ポイント/インチフィールドを使用します。QuarkXPressでは、このフィールドの値をすべてのポイントおよびパイカとポイント/インチ変換およびパイカ/インチ変換の単位の基本として使用します。DTPのポイント/インチ変換の基準は72です。ただし、大部分の組版用の金属製ルーラーで使用されていた従来の組版基準は約72.27または72.307ポイント/インチ(範囲は60~80pt、基準単位はポイント、最小増分値は0.001)です。
- シセロからセンチメートルへの変換値を標準の2.1967(範囲は2~3c、基準単位はシセロ、最小増分値は0.001)とは異なる値に指定するには、シセロ/cmフィールドを使用します。
- 印刷レイアウトのみ:水平方向のルーラーの増分値をページごとにゼロから繰り返すか、スプレッド全体を通じて続けるかを指定するには、ルーラー適用範囲ボタンを使用します。この設定によりフィールドに表示されるアイテムの座標が決まります。デフォルトのオプションはページです。
- 新規レイアウトのデフォルトの単位を設定するには、単位ドロップダウンメニューを使用します。
親トピック: レイアウト環境設定