環境設定ファイルの内容

環境設定ファイルの内容は下記のとおりです。さまざまな環境設定の保存方法に応じて、リストは3つのグループに分かれます。


グループA

グループAには下記の情報が含まれています。

  • カーニングテーブル(補助 > カーニングエディタ
  • トラッキングテーブル(補助 > トラッキングの編集
  • 例外ハイフン(補助 > 例外ハイフン

プロジェクトが開かれていない状態でグループAの設定を変更すると、環境設定ファイルにその変更が保存され、以降作成されるすべてのプロジェクトで使用されます。

プロジェクトを開いて環境設定が一致しませんという警告が表示され、XPress Preferencesを使用をクリックした場合、以降グループAの設定を変更すると、その変更がプロジェクトと環境設定ファイルの両方に保存されます(XPress Preferencesを使用をクリックすると、プロジェクトの元のグループA設定は破棄されます)。

プロジェクトを開いて環境設定が一致しませんという警告が表示され、ドキュメント設定を保持をクリックした場合、以降グループAの設定を変更すると、その変更がプロジェクトのみに保存されます。


グループB

グループBには下記の情報が含まれています。

  • デフォルトスタイルシート、カラー、ダッシュおよびフレーム、リスト、およびハイフネーション&ジャスティフィケーション仕様(編集メニュー)
  • 環境設定ダイアログボックス(QuarkXPress/編集 > 環境設定)のプロジェクトペインの設定
  • デフォルトユーザー辞書に関するパスの情報(補助 > ユーザー辞書

プロジェクトが開かれていない状態でグループBの設定を変更すると、環境設定ファイルにその変更が保存され、以降作成されるすべてのプロジェクトで使用されます。プロジェクトが開いている状態でグループBの設定を変更すると、変更はそのプロジェクトのみに保存されます。


グループC

グループCには下記の情報が含まれています。

  • 出力スタイル(編集 > 出力スタイル
  • XTensionsマネジャーおよびPPDマネジャーダイアログボックスの設定(補助メニュー)
  • 環境設定ダイアログボックスのアプリケーションペインの設定QuarkXPress/編集 > 環境設定

グループCの設定を変更すると、プロジェクトが開いているかどうかに関係なく、変更は常に環境設定に保存されます。

親トピック: 環境設定の理解

環境設定ファイルの内容