画像の理解

画像ファイルには、ラスターとオブジェクト指向の2つの基本的な分類があります。


ビットマップ画像

ラスター画像と呼ばれることもあるビットマップ画像は、細かいドットである個々のピクセルで構成されます。ピクセルはグリッド上に配置され、肉眼で単一画像にブレンドされます。

カラーモードはファイル内の色の表現方法を記述します。ビット深度は各ピクセルの表現に使用されるビット数です。最も単純なカラーモードは1ビットであり、「ラインアート」や「白黒画像」とも呼びます。写真などのさらに複雑な画像では、グレイやカラーの多くのレベルを記述できる複数ビットピクセルが含まれるため、深度が存在します。

大きさは、3″x5″などの画像の物理的なサイズを記述します。画像ファイルの大きさは、画像ファイルを作成するアプリケーションによって決まり、大きさは画像ファイルに格納されます。

解像度は、画像の1インチあたりのピクセル(ドット)数です。解像度は大きさによって異なります。つまり、画像の大きさを変更すると、解像度も変化します。たとえば、1″x1″の72dpi画像を考えます。取り込んでからこの画像を200%にすると、その有効解像度は36dpiに下がります。これはピクセルが拡大されたためです。取り込んだ画像の有効解像度を決めるには、メジャーパレットのクラシックタブにある有効解像度フィールドQuarkXpress icon effective image resolution 画像の理解を使用します。


オブジェクト指向画像

オブジェクト指向画像には、位置の描画方法と幾何オブジェクトの属性を記述する情報が含まれます。このような画像は、見栄えがどのようになるかを考慮することなく、縮小、拡大、伸張、および回転できます。オブジェクト指向画像はピクセルで構成されていないためサイズに関わらず滑らかに表示されます。

注: オブジェクト指向画像は、形状の記述にベクトル(距離と方向)を使用するため、ベクトルファイルフォーマットと呼ばれることがあります。
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